電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-9-29
券面の可変情報を起因とするICチップ内情報の読出しに関する研究
○角 憲祐・諏訪佑介・鈴木裕之・小尾高史・大山永昭(東工大)
社会保障制度・税番号税度の導入に伴い交付される個人番号カードの券面に記載される個人番号は券面に数字で印字され,QRコード内へも格納されているが,従来にはあったQRコードとICチップの連携がなくなり、券面事項確認のマシンリーダブル機能がなくなってしまった.さらに,券面記載の個人番号には見えにくくする措置が取られたが,QRコードにはなく,のぞき見被害や改番による行政・企業コストの増加が懸念される.そこで本論文では,個人番号の格納されたQRコードとICチップとの連携を模索し,QRコードにのぞき見防止のための印刷方法を検討し,そのシステム構築や関連する技術面の課題・利用例について考察したので,その結果を報告する.