電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-8-14
ターン制戦略ゲームにおける盤面分割アルゴリズム
◎堀内 研・中山泰一(電通大)
今日,将棋やチェスや囲碁などボードゲームAIの研究が盛んに行われており,より複雑なゲームであるターン制戦略ゲームの研究も始まっている.ターン制戦略ゲームにおいてAIの実力は十分であるとは言えない.これは1ターンの間に自分の全ユニットを動かす複数着手性に起因する.本研究では特に大きな盤面における探索空間の広がりの抑制を目的として,ゲーム盤面を分割して探索を行うアルゴリズムを提案する.学術用途に汎化・簡略化されたゲーム“TUBSTAP”において,実験の結果から提案した盤面分割手法が有効に作用することを示した.特に探索空間を狭めることで,探索精度の向上のみならず,探索時間の増大を抑える効果があることも確認した.