電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-8-1
複合商業施設における回遊行動シミュレーションに基づく来場者グループの訪問店舗予測
◎宮崎永爾・中村和晃・馬場口 登(阪大)
複合商業施設において,各来場者が施設内のどの店舗を訪れるかが来場時点で予測できれば,商品の推薦や混雑状況の推測に有益と考えられる.このような訪問店舗予測をグループ単位で行う手法を提案する.提案手法では,グループの意思決定過程の複雑さに対処するため,意思決定に関わるパラメータを組み込んだシミュレーションにより各グループの回遊行動を多数回シミュレートし,その結果,各店舗がどの程度の割合で訪問されたかを求めることで訪問店舗集合を確率的に予測する.本手法の動作を確認するため,京都駅地下街を対象に実際にシミュレーションを実装した.今後,これを用いて提案手法の有効性を実験的に調べる予定である.