電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-7
腹帯型腹壁電位センサの電極間距離と電極サイズの影響
○馬場 東・塙 雅典(山梨大)
胎児心拍モニタリングに用いられているドップラー超音波法は,装置が高価で来院時にしか測定できない上,胎動に合わせてセンサ位置の調整が必要で,長時間の連続測定に不向きである.そこで我々は妊婦用の腹帯に縫製した導電性布電極で計測された母体腹壁電位信号から胎児心電信号を取得する簡易胎児心電測定システムの開発を行なっている.本稿では,これまで検討されていなかった電極間距離と電極サイズが腹壁電位信号に与える影響を調査した.腹壁電位信号の測定実験から,クリアで大振幅の腹壁電位信号を取得するためには,電極間距離と電極サイズの両者のバランスを取った電極設計が必要であることがわかった.また,結果から8ch腹帯型腹壁電位センサを作成した.