電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-5
人工視覚システム安全性評価のための長期間視覚誘発電位記録電極の経時的特性変化の解析
◎桑原真理子・田代洋行(九大)・寺澤靖雄・大澤孝治(ニデック)
後天盲患者に残存する視覚神経系を電気刺激し情報を伝達する人工視覚システムの研究が国内外で進められている。本研究では人工視覚システム安全性評価のための長期間視覚誘発電位(VEP)記録電極の経時的特性変化の解析を目的とした。家兎の頭部に留置した電極を用い、イソフルレン麻酔下にてVEP・電極インピーダンス(EIS)計測を48週間行い、VEPの第一陰性波のピークと潜時に大きな変動がなかったことから本実験系は人工視覚システムの長期安全性評価に有用であることが確認できた。EISでは等価回路解析を行い、VEPの潜時の変化と電気二重層容量との間に相関が確認できた。