電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-4
側頭葉てんかん患者の帯域別皮質脳波解析
◎神保亮輔・吉岡康人・吉田 久・宮内正春・中野直樹・加藤天美(近畿大)
てんかん患者は総人口の約1%にも及ぶ頻度の高い脳
神経疾患であり,約25%は投薬治療による発作抑制が難
しい難治性てんかんである.難治性てんかん,特に
側頭葉てんかんの場合は,外科的治療が有効である.
これまでに,著者らはてんかん焦点からの異常発火の伝
播経路を詳細に検討するために,皮質脳波を用いたコネ
クティビティ解析法の提案を行っている.近年,てん
かんにおける脳波の高周波律動に注目が集まっているこ
とから,本報告ではてんかん発作時の異常興奮スパイク
の伝播形態を周波数帯域別に検討した.