電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-3
外部入力端子を持たない脳波計を用いたSSVEPの検出法の提案
◎廣橋百輔・寺崎綾華・木之下直人・山本 舜・金岡優奈・東野利貴・床井浩平(和歌山大)
定常的視覚誘発電位(SSVEP)は,一定の周波数で明滅する視覚刺激を与えた際に誘発される脳活動である.信号の安定性から,訓練を必要としないBMIの実現手法として有効な信号と考えられている.しかしSSVEPの解析には加算平均が必要であり,外部入力端子を持たない脳波計では検出することが困難である.本研究では,安価かつ非侵襲で,装着が容易な一方,外部入力端子を持たない脳波計Emotiv EPOCを用いてSSVEPを検出することを目的とする.そこで脳波解析に影響しない電極に同期信号を入力し,トリガーとして利用する手法を提案する.実験の結果,外部入力端子を持たない安価な脳波計であっても, SSVEPの検出が可能であることが明らかとなった.