電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-6-14
置き換えアルゴリズムとプリフェッチが協調動作するキャッシュマネージメント・プリプロモーションの評価
◎甲地弘幸・入江英嗣・坂井修一(東大)
プロセッサの性能向上を目指すためにはメインメモリへのアクセスをできるだけ減らすことが必要である.メインメモリへのアクセスを減らすために,LLCにおけるミスを減らすようなキャッシュマネージメントを考案することがプロセッサの性能向上に直接つながってくる.

既存の研究では,置き換えアルゴリズム,プリフェッチ,また,それらを組み合わせたキャッシュマネージメントが研究されてきた.

我々は,置き換えアルゴリズムとプリフェッチ技術を組み合わせたキャッシュマネージメントであるプリプロモーションを提案している.ベンチマークとしてSPECCPU2006用いてシミュレートしたところ,最新のキャッシュマネージメントと比較して幾何平均で2.9%,最大で21.6%のIPC向上が見られた.

本研究では,プリプロモーションの更なる評価を行う.