電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-4-16
航空交通のオープンデータ(CARATSオープンデータ)
○岡 恵・福田 豊・ビクラマシンハ ナヴィンダ(電子航法研)
データマイニングやビッグデータは第4の科学パラダイムと呼ばれ、2015年に改訂された日本再興戦略にもそれらを活用した変革が記載されるなど、現在注目を集め期待されている分野である。
航空交通分野においても研究開発の裾野の拡大・促進を図ることを目的として、国土交通省航空局の所有するデータのうち研究開発に有用な情報を提供するという方針が決定された。それを受けて、2012年度の一定期間における定期航空便の時刻・位置等のデータ(CARATSオープンデータ、以下オープンデータ)の一般公開が、2015年2月より開始された。オープンデータが多くの大学や研究機関で使用され、航空交通システムの改善に役立てられることが期待されている。本稿ではオープンデータの概要とデータ公開の便益等について報告する。