電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-4-11
部分構造の類似性を考慮したMin-Hashベースのグラフ類似検索
◎宮田昂充・古賀久志・戸田貴久(電通大)
グラフの類似検索における高速化は重要課題である.その中でMin Hashを用いた手法であるMin Hash Fingerprintが注目されている.しかし,この手法では,検索精度に問題が生じてしまう.その問題の原因の一つとして,整数集合化の段階で部分構造(パス)間の類似性を無視していることが挙げられる.そこで本研究では類似パスに同一整数を割り当てることで,類似性を考慮した整数への変換を可能にした.特に,パスから整数への変換式を改良することで,類似パスへの同一整数の割り当てを行う.この方式を適用することで問題であった類似パス間の類似性を考慮することができ,ランダムグラフでの検索実験によりラベルの変更に対する検索精度の向上を示した.