電子情報通信学会総合大会講演要旨
CT-1-1
超伝導コンピュータへの道
藤巻 朗(名大)
超伝導デジタル回路は、この10年で高度化・大規模化が一段と進み、従来より1桁以上の高効率、100GHz動作、あるいはメモリも搭載したマイクロプロセッサなど、次々と新しい成果が生み出されている。これに加え、磁性体を超伝導体と組み合わせて使うことが可能となった。超伝導ループにおける波動関数の位相を制御することが可能となり、省電力化や省スペース化が図られている。これら以外にも新規回路方式や新規デバイスの提案・実証が相次いでいる。夢物語とも思えた超伝導コンピュータは、もはやできない理由が見当たらないほどの技術レベルに達している。