電子情報通信学会総合大会講演要旨
CK-2-6
MIMO制御技術を用いた近距離WiCoPTシステムにおける電力伝送効率と電力伝送領域の拡張効果
○桑原達朗・西川健二郎(鹿児島大)・川崎繁男(JAXA)
本研究では,データ伝送と無線電力伝送を同一のアンテナ・周波数で行うWiCoPT (Wireless Communication and Power Transfer)システムに対して近距離MIMO (Short Range Multi Input Multi Output)制御技術を適用し,超高速通信と電力伝送が両立するWiCoPTシステムの実現を目指している.近距離MIMO伝送に関しては,データ伝送レートに関する検討例は報告されているが,電力伝送への適用についての報告はほとんどなく,十分な検討もされていない.本報告では,電力伝送効率とアンテナ間隔との関係を明らかにするとともに,送受信機間の位置ずれに対してMIMO制御による改善効果について検討している.MIMO制御法の適用により電力伝送効率が最大30%程度改善される見込みを得た.