電子情報通信学会総合大会講演要旨
CI-4-7
共役高分子の純度による有機薄膜太陽電池特性の変化
○安田 剛(物材機構)・桑原純平(筑波大)・韓 礼元(物材機構)・神原貴樹(筑波大)
近年、新規共役高分子の開発やデバイス構造の改良により、エネルギー変換効率(PCE)10%程度の有機薄膜太陽電池(OPV)が報告されている。高効率を示す高分子の開発方針としては、主鎖内でのドナー・アクセプター構造による狭バンドギャップ化(高Jsc)、基板垂直方向のπスタック化(高FF)、深いHOMO準位化(高Voc)が有効である。以上に加え、高分子の末端、純度、分子量がPCEに大きく影響するとの報告もあるが、複合要素での報告が多く、どの要素が一番影響しているか、系統的に調査した例は少ない。本研究では、高純度の合成が可能なCH直接重合法を用いてアモルファス共役高分子を合成し、上記を系統的に調査したので報告する。