電子情報通信学会総合大会講演要旨
CI-2-2
ソフトな有機・高分子フォトニック結晶レーザー
古海誓一(東京理科大)
本発表では、有機・高分子材料が自己組織的に形成する光の波長程度の周期的な規則配列構造、すなわちフォトニック結晶に着目して、フォトニックバンドギャップによるレーザー発振について報告する。有機・高分子材料の自己組織化を利用すると、特別な装置を必要とせずにフォトニック結晶を容易に作製でき、光励起によるレーザー発振を誘起することができる。ここでは、「キラル液晶」と「コロイド結晶」の2種類の有機・高分子材料を取扱い、ソフトマテリアルである液晶や高分子ゲルの特徴を最大限に引き出すことで、ソフトで波長可変な有機・高分子フォトニック結晶レーザーを創製することができた。