電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-14-25
波長選択フィルタを用いたマッハ・ツェンダ型二光波位相安定化法によるキャリア周波数生成
◎中村瞭平・藤村勇起・久保木 猛・加藤和利(九大)
近年、テラヘルツ波キャリアを用いたデータ伝送技術が注目されている。テラヘルツ波の生成方法の一つとして、レーザ光を変調して得られた光コムから二光波を取り出し、フォトミキシングによるビート信号としてキャリアを生成する方法がある。しかし二光波は別光路を通るため、温度変化や振動で位相差のゆらぎが生じ、これが生成したキャリアの位相雑音となる。今回我々は波長選択フィルタ(WSF)を用いることで、MZI型二光波間位相安定化法におけるキャリア周波数の設計自由度を大幅に拡張する方法を開発した。また本手法を用いて、オンオフ変調(OOK)を用いたキャリア周波数25GHzにおける1Gbit/sのエラーフリー伝送により位相雑音の低減を確認したので報告する。