電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-14-23
フォトミキサアレイを用いた高指向性利得 多チャンネルコヒーレントテラヘルツ波合成
◎坂野豪紀・春木 隼・佐熊一輝・加藤和利(九大)
無線通信のさらなる大容量化の手段として、テラヘルツ波技術、特に位相変調が可能となるコヒーレントテラヘルツ波技術が注目されている。コヒーレントテラヘルツ波生成技術として、我々は異なる2つの光周波数をもつ光をフォトミキサに入力してこれらの差周波ビート信号を得る、フォトミキシング技術に着目している。フォトミキサとして用いる単一走行キャリアフォトダイオード(UTC-PD)は一般的なpin-PDに比べ高出力であるものの、出力上限値は300GHzにおいて約100μWにとどまる。より高いテラヘルツ波強度を得るためにフォトミキサをアレイ化し、複数のアンテナから放射されるテラヘルツ波を空間で合波したテラヘルツ波強度を測定したので報告する。