電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-14-21
アレイアンテナ電極電気光学変調器におけるミリ波空間多重信号受信の多チャンネル化の検討
◎井上敏之・村田博司・岡村康行(阪大)
将来の第5世代無線通信システムにおける搬送波としてミリ波が注目を集めている.ミリ波は大気中や同軸ケーブルでの損失が大きいため,長距離の伝送には無線信号を光信号に変換して伝送するRoF技術が重要である.我々はこれまでRoF技術に応用可能なアレイアンテナ電極電気光学変調器を提案し,その基本動作を実証してきた.本デバイスは鋭い指向性を有し,また分極反転パターンを導入することによりその指向性を制御できる.高密度に空間多重された無線信号を受信・分離できれば,ミリ波無線リンクの大容量化・高速化が期待できる.本報告では,新たにアレイアンテナ電極電気光学変調器を用いたミリ波空間多重信号受信・分離における多チャンネル化の方法を提案し,指向性の設計例を示す.