電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-14-11
非同期型電気光学検出法によるミリ波の可視化
◎中島 滉・久武信太郎・永妻忠夫(阪大)
近年,ミリ波帯やTHz波帯(0.1~10 THz)といった高周波帯において無線通信技術が開発されている.THz波帯では波長が短いためにアンテナサイズがmmオーダとなることから,発振回路とアンテナが集積化されたオンチップデバイスが開発されている.従来,放射界の振幅と位相の空間分布の計測には,波源と検出系が同期された計測系,いわゆるVNA(Vector network analyzer)型の計測系が用いられてきたが,オンチップデバイスでは波源に信号を供給することが出来ないため,このような構成がとれない.
本発表では,周波数,位相揺らぎを有する波源と計測系が同期されていなくても,放射界の位相計測が可能な測定手法を提案し,ミリ波帯での原理検証について報告する.