電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-13-5
異種ノズルによるスプレー法を用いた有機薄膜太陽電池の評価
○森 竜雄(愛知工業大)・森本拓也・麻 暁亮(名大)・明永裕樹・小林義典・清家善之・宮地計二(旭サナック)・西川尚男(岩手大)
フレキシブル性があり、塗布作製が可能な有機薄膜太陽電池を開発したスプレーコーターrCoaterによって作製し、その膜特性・太陽電池特性を評価した。スプレーノズルとして、二流体ノズル、回転霧化ノズルという2種類を用いて比較を行った。粒子分布において、二流体ノズルでは12µm中心に7〜18µm程度の広がりがあるのに対して、回転霧化ノズルでは12µmを中心に6〜25µm程度と分布が広めである。一方、粒子速度は、前者が10〜50 m/sと分布が広いのに対して、後者は5〜25m/sと分布が狭い。比較としてスピンコート法二より作製した試料を加えて、太陽電池特性では、もっとも良かったのはある程度最適化した二流体ノズルを利用したスプレーにより作製した試料である。回転霧化ノズルでは良い試料は作製できなかった。