電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-12-28
電流不連続モードSingle-Inductor Dual-Output DC-DCコンバータにおけるヒステリシス制御による高速応答化の実証
◎山内善高・桜井貴康・高宮 真(東大)
電子機器の小型化のために単一インダクタを用いて2出力を供給するSingle-Inductor Dual-Output (SIDO) DC-DCコンバータが注目されている.このうち電流不連続モード(Discontinuous Conduction Mode (DCM))で動作するタイプは,出力電圧間に干渉が生じるクロスレギュレーションの問題がない.しかし,従来提案されているDCM SIDO DC-DCコンバータは,電圧モードPWM制御を用いているために過渡応答が遅く,低消費電力化のために高速な動作モードの切り替えが重要になるIoTなどの応用に適さない.そこで,本稿では,PWM制御に比べて高速応答化が見込めるヒステリシス制御をDCM SIDO DC-DCコンバータに適用し,0.18μm CMOSで実証した.