電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-12-19
スタンダードセルのみを用いたアナログ参照電圧不要の確率的Flash A/D変換器
○湯本涼介・小松 聡(東京電機大)
ADC(アナログ・ディジタル変換器)は、ミックスド・シグナル回路において非常に重要な回路ブロックである。確率的手法を用いたADCは、ランダムなばらつき積極的に利用するため、極微細プロセスにおいて有望な手法である。本研究では、アナログ参照電圧発生器を使用せずに入力範囲を拡張したオールデジタル確率的ADCを提案する。提案する確率的Flash ADCではコンパレータ回路に負荷容量を接続することで、意図的にオフセット電圧を導入する。これらのコンパレータ回路をいくつか組み合わせることで入力範囲の制御を実現した。