電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-12-14
CMOSイメージセンサの画素に適したパルス周波数変調方式A/D変換回路の開発
○後藤正英・萩原 啓・本田悠葵・難波正和・井口義則(NHK)・更屋拓哉・小林正治・日暮栄治・年吉 洋・平本俊郎(東大)
超高精細と高フレームレートとを両立できる次世代のイメージセンサを目指して、画素並列信号処理3次元構造CMOSイメージセンサの研究を行っている.本センサは、受光した信号を画素ごとに並列処理して基板の深さ方向へ出力することを特徴としている.今回、イメージセンサの画素に適したパルス周波数変調(PFM)方式A/D変換回路(ADC)の設計に取り組み、ADCがパルスを発生したタイミングでフローティングディフュージョン(FD)をリセットするとともに、フォトダイオード(PD)とFDを切り離す動作を実現した.試作センサの測定により、入射光に対するリニアな入出力特性と96 dBのダイナミックレンジを確認し、本ADCの有効性を示した.