電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-8-1
イメージングに向けた単一磁束量子5:32エンコーダの設計と評価
○内藤亮介・神谷恭平・上阪 岬・田中雅光・藤巻 朗(名大)
イメージングには各分野から将来的に高空間分解能と十分な画素数が必要とされている。そこで我々はマイクロストリップ検出器を並べることで100万画素中性子イメージングを目指している。検出器を並列にアレイ化することには課題がある。極低温下で動作する検出器からの検出信号を室温で処理する際、極低温と室温を繋ぐケーブル数は非常に多くなる。そこで極低温下で動作する単一磁束量子回路を用いたエンコーダを作製し、出力を多重化し少ない出力線で検出位置の特定をできるようにした。先行研究によって検出器とSFQ回路を同一チップ上に作製する技術は確立され、検出器の読み出し部分としてSQUIDを用いた回路を試作し個別に読み出すことも実証した。本稿ではこのSQUIDの後段に接続するエンコーダの試作を行い、動作マージンをはじめとしたエンコーダの評価を行ったので報告する。