電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-7-16
アレイヘッドによるオフトラック特性向上効果
◎神田雅生・村岡裕明(東北大)
HDDのトラック密度増加に伴うトラック間干渉(ITI:Inter-track interference)を抑制する方法の一つとしてアレイヘッドが提案されている.アレイヘッドはメインヘッドとその両側に配置したサブヘッド#1,#2で構成し素子幅24.7 nmとした.サブヘッドは隣接トラック中央を走査し,ITIを主に検出する.サブヘッドの再生波形を減衰率αで減衰制御することでITI抑制を最適化する.オフトラック量によって両隣接トラックから受けるITI量が変化するため,各減衰率をそれに伴い変化させることでITIを抑制することができる.このとき,オフトラック量に応じて各減衰率を最適化させSN比を計算した.その結果,素子幅14.5 nmの単ヘッドよりもSN比を下げないようにできることがわかった.