電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-7-12
簡易数理TDMR通信路モデルにおける相互情報量の評価
○寺島由裕・和田山 正(名工大)
簡易数理TMDR通信路モデルにおける相互情報量の評価

二次元磁気記録(TDMR)はHDDに対する次世代磁気記録方式の一つである.信号処理方式や符号化がTDMR実現に向けての課題となっている.TDMRシステムの評価を行うための様媒体モデルについても様々な研究がされている.簡易数理モデルは実際の信号処理における数学的特徴を保持したモデルである.先行研究では,計算が困難な通信路容量の代わりに対称相互情報量をモンテカルロ法を用いて近似的に導出している.本稿では,より緊密な通信路容量の下界を求めるために,事前分布を変化させ計算機実験により検討を行った.本検討の結果,対称相互情報量を上回る相互情報量を達成する事前分布が明らかとなった.