電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-4-12
295 mW出力, HCN周波数安定化CWエルビウムファイバリングレーザ
○葛西恵介・吉田真人・中沢正隆(東北大)
狭線幅で低振幅雑音特性を有し、且つ出力強度の大きな周波数安定化レーザはコヒーレント光通信や高精度な光干渉計測の分野において非常に重要な役割を果たす。これまで我々は、高い出力強度と低い振幅雑音特性を同時に実現できるErbium Fiber Ring Laser (EFRL)を開発し、本レーザの発振周波数を13C2H2吸収線へ安定化している。今回双方向励起を行うことでEFRLの出力を160から295 mWまで増大させることに成功した。さらに本レーザの発振周波数をHCN吸収線に安定化し、高出力・狭線幅(5 kHz)・低振幅雑音特性(RIN <-120 dB/Hz)を同時に満足する周波数安定化EFRLを実現したので報告する。