電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-3-15
半導体光増幅器における四光波混合を用いたQPSKから2系列BPSKへの全光変調フォーマット変換
◎安藤りな・岸川博紀・後藤信夫・柳谷伸一郎(徳島大)
多値変調を含めた変調フォーマット間の変換は、光ファイバ伝送におけるスペクトル利用効率向上をめざした柔軟なネットワーキングのための重要な機能の一つである。我々は以前、BPSKからQPSKへの全光フォーマット変換システムを提案し、実験的検証を報告した。本報告では、QPSKからBPSKへの逆変換システムを提案する。また、我々はこの逆変換においてすでに高非線形ファイバ(HNLF)を用いたシステムを提案している。よって、今回は半導体光増幅器(SOA)を用いた変換システムについて報告する。提案するシステムは、波長シフトのない四光波混合(FWM)光を発生させるためのSOAと、入力信号と発生させたFWM信号を干渉させるための3dBカプラから成り立っている。入力QPSK系列は、情報の欠落なしで二つのBPSK系列へ変換される。誤り率等のシステム評価を数値的シミュレーションによって評価しシステムの検証を行った。