電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-3-14
非線形マイクロリングを有する2段縦続MZI型光閾値素子の提案
◎近藤 正・岸川博紀・後藤信夫(徳島大)
本論文では入力パワーの低レベル・高レベルで出力パワーが共にフラットな入出力伝達関数を有する光閾値素子を提案する。提案する光閾値素子は片側アームに非線形マイクロリングを有するマッハツェンダ干渉計を2 段縦続した構成である。この提案する光閾値素子の伝達関数と応答速度を理論的に解析する。半径5 μm のマイクロリングを用いた光閾値素子で閾値パワー7 mW,応答速度13 GHz の入出力伝達関数を得られる。マイクロリング半径以外のパラメータを調整することでより速い応答速度23.7 GHz を得られる。このときの閾値パワーは22 mW となる。さらに,マイクロリング半径を短くすることでより速い応答速度を有する光閾値素子を得られる。