電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-108
小型衛星内での通信および無線電力伝送フェージングの周波数ダイバーシチによる改善の一検討
◎岸本 丈・成末義哲・橋詰 新・川原圭博・浅見 徹(東大)・川崎繁男(JAXA)
50cm四方の小型衛星内でセンサとの通信と無線電力伝送の両立を実現させるうえで、マルチパスによるフェージングの影響は無視できないものであると考えらる。このフェージングの問題を解決する手法として周波数を変化させる周波数ダイバーシチ方式がある。そこで、50cm四方のアルミ筐体を想定し、周波数をアンテナの周波数帯域内で変化させて電波を送信するシミュレーションを行った。結果として周波数ダイバーシチを利用することで、センサの場所ごとに適切な周波数を選ぶことで、50cm四方の小型宇宙船内においても受信電力の向上が確認され、通信の質や充電効率の改善の可能性が示された。