電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-97
RFダイレクト直交アンダーサンプリングを用いたOFDM信号の使用周波数帯域推定
甲斐誉史朗・水越舜瑛・○村口正弘(東京理科大)
近年,ISM帯ではWi-FiをはじめBluetooth,電子レンジ,医療機器など様々な無線通信システムが用いられるため,電波干渉が深刻な問題となっている.ISM帯を効率的に利用するには,リアルタイムで使用周波数帯域を検知し,空き帯域を把握することが重要である.しかし,既存手法では搬送波周波数を把握しなければ使用周波数帯域を推定できず,リアルタイムの処理が困難である.そこで,本稿では搬送波周波数を推定しなくとも,非同期サンプリングによる簡易な処理によってOFDM信号の使用帯域を推定でき,かつ直交サンプリングを用いてベクトルの振幅情報を得ることでサンプルタイミングによる位相ずれの影響を改善し推定精度を高めた手法を提案する.