電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-96
スイッチトキャパシタを用いた広可変帯域フィルタの一検討
◎北田雄大(東京理科大)・山口 陽(NTT)・村口正弘(東京理科大)
近年、WLANをはじめ、無線通信サービスの広帯域化が進んでいる。一方、IoT等、狭帯域な無線通信サービスも普及が進んでいる。このような動向に対し、次世代移動通信システムのように、広帯域なサービスも狭帯域なサービスも1つのシステムで収容する検討も進められている。このように広帯域な信号と狭帯域な信号の双方に対応するため、カットオフ周波数の可変幅が広いフィルタの検討が行われており、400kHz〜30MHzという帯域可変範囲が75倍のフィルタも報告されているが、無線通信の高速化の進展により十分な可変範囲とは言えなくなってきた。そこで、IoTに対応した1MHzから無線LANに対応した160MHzまでのカットオフ周波数可変範囲をもつ可変フィルタの構成を検討し、良好な結果を得たので報告する。