電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-91
誘電分光スペクトルを用いた水溶液中の糖類-蛋白質の分離分析
◎中村昌人・田島卓郎・味戸克裕・小泉 弘(NTT)
マイクロ波-サブミリ波帯の誘電分光スペクトルからは生体試料の誘電緩和現象が観測されることから,生細胞や血液の非侵襲モニタリングなどへの応用が期待されている.我々は誘電分光技術のバイオセンシング応用を目指し,これまでに水溶液中のグルコースの定量分析が可能であることを示してきた.本稿では,先行研究にて未着手であった多成分系における成分分析の基礎検討として糖類-蛋白質からなる水溶液からの各成分の分離分析を実施し,その結果誤差0.17 g/dLの精度での測定が可能であることを確認したので報告する.