電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-89
食品内異物の検出に向けた2周波CW方式によるTHz波帯誘電率イメージング
◎徐 照男・濱田裕史・ソン ホジン・矢板 信・野坂秀之(NTT)
THz波はソフトマテリアルに対して高い透過性を持つことから食品中の異物検査への応用が期待されている。これまでTHz波帯連続波(CW)の通過損失差を用いる強度イメージングが報告されている。これと誘電率差を検出する位相イメージングとを組み合わせることで物体の区別がさらに容易になると考えられる。従来単周波CWを用いた位相イメージングが報告されているが2πの位相ジャンプが原因で誘電率測定が可能な物体の厚さが波長以下に限定されるという問題が存在する。本稿では2周波CW方式による問題解決を検討し、厚い物体に対する誘電率イメージングを実施したので報告する。