電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-74
位相特性を考慮した終端結合について
○武田重喜・久保田倫代・一瀬裕弥(アンテナ技研)・穴田哲夫・陳 春平(神奈川大)
フィルタの特性には透過および反射の振幅と位相特性がある。通常は主に透過あるいは反射の振幅特性が着目され、厳密な振幅特性が追求される。 それに対し、実用上は位相特性の精度はそれほど重要な要素とはならない。 しかし、近年研究されているフィルタを複数接続した複合型のフィルタを構成する際には、位相特性はクリティカルな要素となる。 設計値と実際に実現したフィルタとの位相特性のずれの原因は、主にフィルタと信号源抵抗、負荷抵抗とを接続させるための結合回路の不適切な特性によることが多い。 本稿では、設計値通りの位相特性とするための終端結合法について検討する