電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-35
CRLHメタマテリアルの非相反性分散制御
○吉田和弘・二宮敬佑・上田哲也(京都工繊大)・伊藤龍男(カリフォルニア大)
漏れ波アンテナでは,動作周波数が変わるとアンテナを構成する線路の実効屈折率が変化し,ビーム角が変化してしまうビームスクイントの問題がある.その問題を解決するために漏れ波アンテナを構成する線路として非相反CRLHメタマテリアルを用いた共振器構造によるビームスクイント低減法が提案された.しかしながら,非相反CRLH線路として,2種類の誘導性スタブ構造を持つため,非相反性自体の持つ周波数分散が強く,狭帯域動作の問題があった.本稿では,広帯域に亘り周波数分散の小さい非相反移相特性をもつCRLHメタマテリアル構造を提案し,数値計算により動作確認を行ったのでこれを報告する.