電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-34
誘電体のみからなる3次元等方性CRLHメタマテリアル
石山拓未・○上田哲也(京都工繊大)・伊藤龍男(カルフォルニア大)
誘電体からなる3次元等方性左手系メタマテリアルの構成方法として電気双極子および磁気双極子として振舞う2種類の誘電体共振器からなる複合構造が既に提案されている.しかし,この構成法では,電気双極子として動作する高次の共振モードのつくる負誘電率帯域は非常に狭くなる.負誘電率帯域拡大のため金属材料を部分的に用いた構成法として,金属細線構造と誘電体共振器との組み合わせによる3次元等方性CRLHメタマテリアルが提案されている.しかしながら,この構造も動作周波数の高域化に伴い導体損が問題となる.本稿では,誘電体のみで構成された3次元等方性CRLHメタマテリアルを提案し,数値計算により動作を確認したので,これを報告する.