電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-2-4
Ku帯ダイレクトRFイメージ除去アンダーサンプリングCMOS受信RFIC
◎則島景太・小泉友和・本良瑞樹・亀田 卓・末松憲治(東北大)
ダイレクトRFアンダーサンプリング受信方式は,直接RF信号をサンプリングするため,小型かつ低消費電力な受信機を実現できる.通常サンプリングを行う際,クロック周波数はシステム帯域幅の2倍必要となるため,広帯域通信ではクロックの高周波数化が消費電力の面で問題となる.我々はこれまで受信チャネルを1チャネルに限定することで,クロック周波数をシステム帯域分に低減できることを示した[1].本論文では低減したクロック周波数でシステム帯域中の任意の複数チャネルを同時に受信する方法として,イメージ除去形アンダーサンプリング受信機構成を提案し,90nm CMOSプロセスでKu帯受信ICの試作・評価を行ったので報告する.