電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-1-20
ポスト壁導波路内に置いた損失のある誘電体柱による散乱の解析
◎福原拓弥・八代健一郎(千葉大)
導体柱壁導波路は、金属柱をアレー状に二列配置し、上下から平行平板で挟むことで構成される擬似的な導波管といえ、従来の導波管より、高い寸法精度でかつ比較的容易、安価に製造することができ、しかも集積化に適している。そのため、近年、高周波回路やアンテナの分野にて注目されている。
導体柱壁導波路によるフィルタなどのマイクロ波、 ミリ波回路への応用例が報告されているが、無反射終端器については報告例が殆ど無い。
そこで本稿では複数の損失のある誘電体柱による電磁波の散乱を大域的基底関数によるモーメント法で解析し、導体柱壁導波路用無反射終端器への利用を検討した結果、反射波を約26dB低減できることを確認した。