電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-1-16
正負屈折率媒質をランダムに配置したゼロ屈折率媒質
○三浦季喜・小堀智史・車 志焄・岩渕将太・大坊真洋(岩手大)
負の屈折率媒質(LHM)は,誘電率と透磁率が共に負値である必要があり,自然界では発見されていないが,人工的には実現可能である.LHMは,位相速度がポインティングベクトルと反対方向になるため,従来の技術では不可能であった光技術への応用が期待されている.近年では,包含された内部が外から見えないように波面を整形するクローキング技術などの電磁波伝搬の研究が注目されている.本研究では,正と負の屈折率媒質をランダムに配置し,平均化した屈折率がゼロになる媒質を考え,その時の電磁波伝搬について,FDTDによりシミュレーションした結果を報告する.