電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-1-13
マルチスタティック型UWBレーダによる拡張Envelope法を用いた二層誘電体媒質境界推定法
◎田中理紗子・木寺正平(電通大)
RPM 法及び Envelope法を用いた誘電体境界推定と伝搬遅延推定に基づく複数誘電層に対する誘電率推定法を提案する.
しかし,同手法はモノスタティック型を仮定しており,内部形状によっては境界全体を再現することが困難となるという問題点を有する.問題点を解決するため,本稿では同手法をマルチスタティック型に拡張し,境界推定精度を改善する方法を提案する外部誘電層境界上の点と法線ベクトルをEnvelope法を用いて決定し、内部誘電層境界を推定する拡張Envelope法を行う.
モノタティック型で密な走査サンプルにおいても内部形状のエッジ部分が再現できないが,マルチスタティック観測であるとエッジ領域からも信号が得られるため,高精度な形状推定が可能となる.