電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-1-6
導体で覆われたフェライト棒の共振特性
○上原正啓(木更津高専)・八代健一郎(千葉大)
開口部を設けた導体で覆われた磁化されたフェライト円筒に,電磁平面波を照射したときに発生する共振現象について解析した.円筒座標系を用いて,電磁界をベッセル関数とハンケル関数で展開し,非相反リーマン・ヒルベルト法を用いて未知係数を決定した.電界分布を求めることにより,周波数によって電界分布が大きく異なり,電界が円筒内部に侵入する場合と,円筒内部に侵入せずに円筒表面に沿って移動する場合のあることがわかった.全散乱幅の周波数特性を求めた結果,多くの共振点が見出された.この共振周波数のバイアス磁界依存性を求め,バイアス磁界を変化させて共振を制御できることがわかった.