電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-1-3
座標変換を用いた曲面状モデルのFDTD解析
◎葛西陽介・宮田尚起(都立産技高専)
曲線座標を用いたFDTD法は,曲面状の境界を持つ構造物に対する電磁界解析法として有用である.しかし曲線座標は一般に無限遠以外に特異点を有し,解析できるモデルの形状が制限される場合がある.本研究では無限長の導体円柱を含む領域の電磁界を,原点に特異点を持つ極座標と長方形座標,そして円に沿うような座標曲線をもつ非特異な曲線座標の3つにより解析した.このような非特異な曲線座標を用いた解析法により,モデリングに伴う階段近似および特異点の存在によるモデル形状の制限を回避できる.また,一般の場合へ拡張することでモデリングが容易になると共に,モデルの変形を考察する際に有用となることが期待される.