電子情報通信学会総合大会講演要旨
BS-6-7
拠点間DTNルーティングにおけるブロードキャストACK散在化に関する一検討
◎川端奈津子・大崎博之(関西学院大)
一般に、ACK はメッセージそのものよりもサイズが小さいが、大量の ACK をネットワーク中でブロードキャストしてしまうと、固定ノードや移動ノードのバッファや、無線通信帯域などのネットワーク資源を浪費してしまう。本稿では、ACK によるネットワーク資源の浪費を防ぐアプローチとして、すべてのノードに ACK をブロードキャストするのではなく、一部のノードに対して限定的に ACK を配信する手法 (以下、「散在化 ACK」と呼ぶ) に着目する。以下では、単純な拠点間 DTN ルーティングアルゴリズムである Random アルゴリズム [1]) を対象とし、散在化 ACK によってメッセージ配送遅延がどの程度影響を受けるかをシミュレーション実験によって調査する。