電子情報通信学会総合大会講演要旨
BS-1-12
RSSIと無給電アンテナを用いたマイクロ波生体方向推定法
◎佐々木克海・米澤真也・本間尚樹(岩手大)・中山武司(パナソニック)
SIMO (Single-Input Multiple-Output) センサを用いた生体方向推定法が提案されており,推定した複素チャネル行列の時変動情報を用いて生体方向推定が実現されている.しかし,位相情報を観測可能な受信機が多数必要となるという課題があった.本報告では,単一受信機と無給電アンテナを用いた簡易な装置によって,位相情報を含まないRSSI (Received Signal Strength Indicator) のみで生体方向推定を実現する方法を提案する.実験結果より,受信信号の位相情報が得られない場合でも到来方向推定が可能であることを確認し,受信アンテナから見て送信アンテナの方向と対象の方向が重複しない場合,提案法の角度推定誤差中央値は10°以内であることを確認した.