電子情報通信学会総合大会講演要旨
BS-1-11
大地面上kHz帯無線電力伝送システム近傍の人体ばく露評価
○青木悠平(東京農工大)・チャカロタイ ジェドヴィスノプ・和氣加奈子・藤井勝巳(NICT)・有馬卓司(東京農工大)・渡辺聡一(NICT)・宇野 亨(東京農工大)
人体の足元付近に配置される電気自動車(EV)向け無線電力伝送(WPT)システ
ム近傍において、大地の影響を考慮した人体へのばく露評価を行うことが重要である.本研究では,その一検討として導体地面上にWPTシステムを配置し,人体ばく露評価を行った.その結果,WPTシステムと人体の距離によっては,自由空間の場合よりも導体地面があるときの入射磁界強度は最大約42%,人体内部の誘導電界強度は最大約30%大きくなる可能性が示唆された.また内部誘導電界強度と外部磁界強度から算出される結合係数を算出した.その結果,実際の適合性評価でWPTシステムからの距離を0.4mとしたとき,自由空間の場合の結合係数の方が大きいことが明らかになった.