電子情報通信学会総合大会講演要旨
BS-1-3
広帯域ウェアラブルアンテナの放射効率の改善を目的とした刺繍構造の検討
○吉川貴之・前田忠彦(立命館大)
近年,ウェアラブルアンテナに関する研究が盛んに行われ,ディスクダイポール系のアンテナを導電性繊維で構成する刺繍構造の検討も行われている.ウェアラブルアンテナは,衣類に形成することから,アンテナの偏波や指向性の選択自由度の向上のために,構成要素となるアンテナとして,複数の選択肢を用意しておくことは有用である.
一方,金属コーティングが施された導電性繊維を用いてこれらのアンテナを衣類に形成する際,アンテナの刺繍構造や糸密度が電気特性に与える影響の評価が重要となる.
さらに,アンテナを衣類に形成する際,可塑性・柔軟性・肌触りなどの観点から,導電性繊維の使用量を削減することは有用である.
そこで本報告では, 導電性繊維の使用量削減と放射効率向上を目的として,アンテナの刺繍構造の検討を行い,電気特性に与える影響について実験的評価を行った.