電子情報通信学会総合大会講演要旨
BP-6-4
スマートグリッドの標準化と知的財産
平松幸男(阪工大)
世界的なスマートグリッドの標準化動向を分析し、この分野についても近時、IPRポリシーに関して生じている権利者と実施者の間の対立が生じ標準必須特許の円滑な相互ライセンスが阻害される可能性が高いことを指摘する。また、IECにおける標準化を例にとり、標準必須特許の宣言状況及び全般的出願動向を分析した結果、現状では必須特許宣言数は控えめであるが、今後に向けて前記IPR問題を回避し必須特許の円滑な相互ライセンスを担保するため、企業は協調分野と競争分野を明確に分離した上で標準化を進めることが重要であることを示す。