電子情報通信学会総合大会講演要旨
BP-5-2
IoT無線システム実用化に向けたキー技術
○佐方 連・工藤浩喜(東芝)
近年、インターネット技術の高度化や通信装置の小型化を背景に、IoT (Internet of Things)が注目を集めている。通信技術を人間や社会を取り巻く様々な物へ導入することにより、安全で快適な社会の実現を目指している。特に社会インフラの老朽化や気象災害への対策が期待されている。その中でも対象物にセンサを敷設しデータを収集するセンサネットワークは、事故や災害を予測し未然に防止する手段として研究が進んでいる。しかしセンサが設置されるフィールドの多くは、人が容易に近付けない場所、あるいは自然環境が厳しい場所であることが多い。すると敷設やメンテナンスの手間やコストが問題となる。本稿ではこの解決手段として、920MHz帯特定小電力無線、マルチホップネットワーク、そしてその省電力化について述べる。