電子情報通信学会総合大会講演要旨
BI-8-7
防災用光ファイバセンサ
○小川雅英・山下鉄広・嘉本健治・小川貴弘・村上恵司・渡部敬介(古河電工)
防災用電気式センサは,電気/電子部品で構成され,駆動には電源の供給が必要である。また近傍には情報伝送機器を設置し配電線等からの電源の供給が必要で,さらに誘導雷電位や雷サージの保護装置を備える必要があり,コスト増とともに落雷や停電,浸水等の災害発生時の過酷な環境下で脆弱性を持つ。脆弱性を克服すべく,電気・電子部品を用いず,光受動部品で構成したパッシブ防災用光ファイバセンサを開発,製品化してきた。停電の影響を受けない,落雷でも壊れない,長期間安定,導入コストやメンテナンス等のランニングコストが低いといった特長を持つ。本稿では,防災の用途に資する光ファイバセンサの技術と実施事例について紹介する。