電子情報通信学会総合大会講演要旨
BI-8-4
ヘテロコア光ファイバの多機能センサ応用
○渡辺一弘・西山道子(創価大)・佐々木博幸(Core System Japan)・奈良一孝(古河電工)・掘井尚登・鎌田 仁(JMACS)
ヘテロコア型構造を通信用光ファイバ線路に作り込んだ方式の光ファイバセンサでは、異種コア径の融着部分で生じる僅かな漏れ光の変化を検知している。また、漏れ光は単に損失となるだけではなく、条件によりクラッド境界面のエバネッセント光により外部の物理・化学量も検知する。光情報のうち最も計測しやすい光強度変化を用いる簡便な原理にもかかわらず多くの多様なセンシング機能を有しており、基礎的研究から実用化実証試験へと発展している。本報告では、橋梁などの社会インフラに実用化されようとしている変位センサの実証試験内容を中心に、このセンサの持つ将来的可能性について概観したい。